プラモデルの世界
最近プラモデルに出戻りしたんだけど、今まではガレージキットメインで製作してたからか、パーツ数の多さにドン引き。
だが接着剤を使わないスナップフィットの快適さと技術は改めて凄いと思った。スナップフィットで一番有名なのがバンダイのガンプラね。しかも多色成形当たり前のキットを大量に生産できる技術力とパーツ合いの精度が素晴らしい。
通常プラモデルというのは接着剤を使用して組み立てていくんだけどこの接着剤という物がなかなかの曲者であり、くっ付ける部分を削ったり、糊代がほとんどないような部分への接着剤塗り、せっかく塗装を綺麗にしてもくっ付ける時に接地面がはみ出したり、よからぬ所に付着したりと完成度にかなりの影響を受けてしまう。ここで失敗してる人はかなり多いと思う。この接着剤というのが初心者が敬遠する理由の一つになっているのではと思う。
タミヤはパーツ同士の合いは業界ではNo.1と評判だが、いまだにスナップフィットに移行しようとしない。いや移行して欲しい。
対するバンダイのガンプラは綺麗な塗装もそのままハメる事ができて仮組みも容易なので安心して製作することができる。
ただプラモデルで一番神経を使う作業は接着剤よりもデカール貼り。これは接着剤よりもさらに完成度に影響を受ける部分であり、デカールの古さやメーカー特性にも左右される。古いキットならば代替えがない絶対に失敗できない究極のデカール貼り作業となる。ビンテージのプラモデルが必ずしも良いと言えないのがこのデカールの状態。デカールの事を考えれば年数の近い復刻版のキットのほうを選んだほうが断然良いと思う。
デカールのメーカーはイタリアの「カルトグラフ」が厚みもあり丈夫で破けにくく一番良いと評判でタミヤのデカールは薄くて目立ちにくいが糊が弱くてすぐ破けや早く劣化する印象。バンダイのガンプラのデカールはその中間といった感じでマークセッター等の糊を付けなくてもよくくっ付く印象。
続く・・・
生き物を造形する!
今最もうまくて人気のある生き物造形師のshinzen(シンゼン)さんの本をご紹介します。
その名は「粘土で作る!いきもの造形」
造形師のshinzenさんは元々は恐竜の造形をメインに活動されていた方なのですが、近年は現代動物の作品が増えてきました。過去に「恐竜のつくりかた」という本も出されている方です。
内容は、初めて造形したい人向けな濃い内容になっています。紙粘土やオーブン粘土等で造形する方法や必要な道具~塗装まで凝縮された内容になっています。
ページのあい間にはshinzenさんの過去の作品も掲載されていてshinzenさんの作品集としても楽しめますよ。
今から造形したい人には超オススメです。
私もさっそく造形してみました。がご覧のありさまになってしまいました。まだ途中段階ですが一応犬のつもりです。
はたして完成する日は来るのか!?